注文住宅であれば、間取りを自由に自分で決められます。
それがメリットであるのは確かですが、そのせいで失敗してしまう人がいることも事実です。
プロの設計士はあらゆる観点で問題のないレイアウトを考えます。
それに対して素人は、1つの観点でのみレイアウトの良し悪しを判断しがちです。
たとえばリビングに開放感を持たせることを希望する人はたくさんいます。
開放感を実現するだけなら、広い窓を付けることを前提として、見晴らしの良い位置に設けることになります。
そうすると、周囲の人から家の中を見られやすいという問題が発生します。
慌てて目隠しのフェンスを建てると、それによって開放感が阻害されることになるでしょう。
これはプライバシーの観点を疎かにしたことによる失敗です。
両方を考慮するなら、リビングを2階に配置することが基本になります。
そして、下から見られないように奥行きのあるベランダを設けることが一般的です。
昨今では、若い世代を中心に注文住宅が高い人気となっています。
理想的な我が家を手に入れるのには打って付けであり、非常に満足度の高い住宅が手に入ることでしょう。
そこで、ここではこれから注文住宅を建設しようという方に向けたアドバイスをご紹介します。
施工中に間取りや内装を可変をしたいという方も少なくありません。
この可変を可能にする条件とは、まだ正式に着工していない・内装の一部分のみの変更の2つのみとなります。
つまり、途中で変更をする事が可能というわけです。
なお、この場合は必ず依頼しているハウスメーカーや工務店に申し出ないといけません。
理由としては、工事内容を変えることで支払う代金に差額が発生する可能性があるからです。
例えば屋根を瓦からスレートに変更をした際は、1枚につき約10万円の割り増しとなります。
それも考慮しないといけないため、しっかりと打ち合わせをすることも大事です。